目次
行列より大事にしていること
たくさんの方に来ていただけるのは、もちろん嬉しいことです。
でも僕の中では、行列そのものがゴールになったことは一度もありません。
目指しているのは、並んだ先にある一杯を、心から「美味しかった」と思ってもらうこと。
忘れられない一杯、当店でしか得られないもの、その積み重ねが結果として目には見えない大切なものをつくってくれる気がしています。
待たせることと、向き合うこと
行列ができると、お客さまは長い時間並ぶことになります。
効率だけを考えれば、それは決していい状態ではありません。
僕が大事にしているのは、並んだ時間も含めて「気持ちよく過ごしていただくこと」です。
一杯のコーヒーを渡すまでの時間、
どんな言葉をかけるか、どんな表情でお迎えするか。
そこにこそ、僕たちの仕事があると思っています。
行列の長さより、一人ひとりとの時間の質を大切にしたい。
そう思うようになったのは、キャンプで過ごしてきた時間の影響が大きいかもしれません。

一期一会という原点
キャンプ場で出会う人たちとの会話は、いつも一度きりです。
だからこそ、その一瞬が特別なものになる。
キッチンカーの仕事も、同じだと感じています。
同じ場所に立っていても、目の前にいるお客さまは、その日その時だけの出会いです。
「また会いたい」と思ってもらえる一杯を出すこと。
それが結果的に、長く続くお店の姿につながるのではないかと考えています。
数字よりも、顔が見える関係を
売上や行列の長さは、わかりやすい指標です。
でも僕は、そこだけを追いかけると、大切なものを見失う気がしています。
浜松、磐田、掛川、袋井。
西部エリアを回りながら、同じ方に何度も出会うことがあります。
「今日も来たよ」と言ってもらえる瞬間が、
数字では測れない、僕にとっての一番の財産です。
これからも、行列の長さではなく、
一人ひとりとの距離の近さを大事にしていきたいと思っています。

自家焙煎コーヒーライフ/ライフさん
ライフさんのブログ投稿日:火曜日&木曜日20時
