出店できない日も、コーヒーは続いている
キッチンカーの仕事をしていると、必ず聞かれる質問があります。
「雨の日はどうしてるんですか?」。
営業をお休みすることがあります。
屋外での出店が中心なので、雨風の強い日は器材にも豆にもよくありません。
でも、休みイコール何もしていない、というわけではないんです。
雨の日は雨の日で、晴れの日にはできない仕事が待っています。

焙煎と向き合う時間
出店がない日は、焙煎機の前に長く座っていられる貴重な時間になります。
普段は現場での接客や仕込みに追われて、じっくり豆と対話する余裕がなかなか持てません。
雨音を聞きながら焙煎度合いを微調整したり、新しい豆のテストロットを試したり。
静かな時間だからこそ気づける香りの変化があって、雨の日の焙煎は実は一番集中できる作業だったりします。
次の一期一会を考える設計図
出店先の選定や、キャンプ飯メニューの試作、SNSでの発信内容を練るのも雨の日の仕事です。
晴れの日は「今この瞬間」のお客様との出会いに全力を注ぎますが、雨の日はその出会いをどう広げていくかを考える、いわば設計の時間。
次にどこへ行こうか、どんな一杯を届けようか。
地図を広げながら妄想する時間は、実は一番わくわくする作業かもしれません。
待つことも、出会いの一部
「お客様のところへ出向く」というスタイルを大事にしてきたからこそ、出店できない日は少しもどかしく感じることもあります。
でも、雨が上がった後の一杯は、なんだか特別においしく淹れられる気がするんです。
晴れの日を待つ時間も含めて、一期一会の準備なのかもしれません。
次にお会いできる日を楽しみに、今日も静かに準備を続けています。

自家焙煎 コーヒーライフ/ライフさん
ライフさんのブログ投稿日:火曜日&木曜日20時





















