目次
初めての場所に立つ朝
新しい出店場所へ向かう朝は、
いつも少しだけ
胸がざわつきます。
どんな人が通るのだろう。
どんな風が吹いているのだろう。
お客さまは
足を止めてくださるだろうか。
何度経験しても、
この緊張は変わりません。
けれど、このざわつきがあるからこそ、
一日をていねいに
迎えられる気がしています。

準備の時間に見えてくるもの
現地に着いたら、
まずトラックを停めて、
ゆっくりと開店の準備を始めます。
焙煎したコーヒー豆の香りが広がると、
不思議と気持ちが
静かに落ち着いてきます。
ふと顔を上げると、
朝の光の入り方。
人の流れる時間帯。
隣のお店の雰囲気。
その場所ならではの表情が、
少しずつ見えてきます。
地図やデータではわからないことは、
実際に立ってみて、
はじめて知ることばかりです。

一杯から始まる会話
最初のお客さまが、
そっと近づいてこられた瞬間。
その空気が、
私はとても好きです。
「ここは初めてですか?」
そんな一言から、
会話が生まれることもあります。
待つのではなく、会いに行く。
その気持ちで、
キッチンカーを走らせています。
一杯のコーヒーを手渡す
短い時間が、
その場所との最初のご縁になっていきます。

緊張の先にあるもの
一日を終える頃には、
朝の緊張は
いつの間にか消えています。
代わりに残るのは、
新しい景色と、
新しい出会いの余韻。
一期一会。
この場所で出会えた方々との時間を大切に、
また次の出店へ向かいます。
もし見かけたら、
気軽に声をかけてくださいね。

自家焙煎コーヒーライフ/ライフさん
ライフさんのブログ投稿日:火曜日&木曜日20時
