目次
立ち話から始まる一日
出店先に着いて、車の窓を開ける。
豆を挽く音が広がると、決まって誰かが足を止めてくれます。
「今日も来てたんだね」
そんな一言から、ゆっくり会話が始まります。
注文より先に、天気の話や最近の出来事。
その少し緩んだ時間が、キッチンカーのいちばんの魅力だと感じています。

常連さんの何気ない言葉
先日、いつも来てくださる方がこんなことを話してくれました。
「ここのコーヒーを飲むと、午後がちょっと頑張れるんだよ」
大げさな言葉ではありません。
けれど、淹れる側にとっては何よりのご褒美です。
自分の一杯が、誰かの一日の中に小さく居場所をつくっている。
そう思うと、また明日も豆を焙煎したくなります。
初めましての一杯
もちろん、初めて立ち寄ってくださる方もいます。
「これ、何のコーヒーですか?」
「キャンプ飯って、どんな感じ?」
質問に答えながら淹れる時間は、少しだけ特別です。
その場限りの出会いかもしれないと思うと、自然と一杯に気持ちがこもります。
一期一会。
キッチンカーは、その言葉がよく似合う仕事です。

会いに行くということ
待っているだけでは、出会えない人がいる。
だから私は、車を走らせて会いに行きます。
浜松でも、磐田でも、掛川でも、袋井でも。
どの場所にも、その土地ならではの空気と会話があります。
次の出店先でも、あなたと立ち話ができますように。
温かい一杯を用意して、お待ちしています。

自家焙煎コーヒーライフ/ライフさん
ライフさんのブログ投稿日:火曜日&木曜日20時
