ドリップバッグ制作の裏側

豆選びから始まる、一杯のこだわり

ドリップバッグをつくるとき、まず最初に向き合うのが「どの豆を使うか」という問いです。
キッチンカーで提供するコーヒーと同じように、産地や農園の物語をたどりながら選んでいます。
飲む場面や季節のことを思いながら選ぶ時間は、正直なところ一番楽しい工程でもあります。

焙煎と挽き目、微妙なさじ加減

豆が決まったら、次は焙煎と挽き目の調整です。
ドリップバッグは、抽出の時間やお湯の温度をこちらでコントロールできない。
だからこそ、誰がどんなふうに淹れても「おいしい」と思ってもらえる設計にすることが大切になってきます。
挽き目はやや粗め。焙煎は浅すぎず深すぎず、豆の風味がきちんと引き出されるポイントを探ります。
何度か試してはカップで確認して、を繰り返しながら「これだ」という一点を見つけていく作業です。
地味だけれど、ここが一番味に直結する部分。

袋に詰めるまでの、地道な作業

挽いた豆をバッグに詰める工程は、思っている以上に手間がかかります。
一袋あたりの量のブレをなくすため、計量は丁寧に。
詰めすぎるとお湯が通りにくくなるし、少なすぎると味が薄くなってしまう。
シーリング(封止め)もひとつひとつ確認しながら行います。
並べたとき、手に取ってもらったとき、きちんとした状態で届けたい。
その気持ちが、単純に見えるこの作業を丁寧にさせてくれます。
数が増えてくると無心になれる時間でもあって、これはこれで好きな工程だったりもします。

届けたい気持ちを、パッケージに込めて

中身ができたら、最後はパッケージです。
手に取ったとき「大切にしたい」と思ってもらえるような見た目にすること。
ラベルのデザインひとつで、同じコーヒーでも印象がずいぶん変わります。
素朴だけれど温かみのある佇まい。プレゼントに使ってもらえたり、「また買いたい」と思ってもらえたりしたとき、この時間をかけた甲斐があったと感じます。

自家焙煎 コーヒーライフ/ライフさん
投稿日:火曜日&木曜日20時(予定)ふとした時、会いに来てください。

ブログ仕事カテゴリーの記事