6月を終えて、7月へ。コーヒーと夏の間で

浜松の夏は、正直、容赦がない。
6月の後半から、空気の重さがまるで変わる。
キッチンカーの中にいると、その変化が体でわかる。
それでも、コーヒーを淹れる手は止まらない。
今月を振り返りながら、やってくる夏へ向けて少し書いておきたいと思う。


6月、お客さんと過ごした日々

6月はいくつかの新しい場所に出店した。
最初の一杯が出るまでの、あの静かな緊張感は何度経験してもなくならない。
でも、声をかけてくれる人がいて、豆の話をして、帰り際に「また来ます」と言ってもらえる。
その積み重ねが、この仕事の土台になっていると実感する一ヶ月だった。

夏のメニューをどう組むか

暑い時季に何を出すか、毎年考える。
アイスコーヒーの割合が増えるのは当然として、豆の選び方も変わる。
飲み口が軽くてすっきりした浅煎りを前に出す時期でもある。
一方で、キャンプ飯の展開に合わせて、野外で飲みたくなるような一杯のイメージも膨らんでいる。
焚き火を横目にコーヒーに合う豆を、今考えているところだ。

キッチンカーの夏支度

車内の温度管理は、夏の一番の課題だ。
焙煎豆の保管にも気を遣う。
豆は熱に弱いから、積み方や置き場所を少し工夫するだけで品質が変わってくる。
道具の手入れをしながら、暑い季節をどう乗り越えるかを考えるのも、この仕事の一部だと思っている。
準備が整っていれば、暑い中でもいい一杯が出せる。

7月に向けて

暑さが本格的になると、お客さんとの会話も変わる。
「今日も暑いですね」から始まる話が、どこかやわらかくて好きだ。
コーヒーを渡しながら、少しだけ涼しい気持ちになってもらえたら、それでいい。
7月も、豆を炒って、車を走らせて、一杯ずつ丁寧に届けていく。
それだけのことを、ちゃんと続けていきたい。

自家焙煎 コーヒーライフ/ライフさん
投稿日:火曜日&木曜日20時/ふとした時、会いに来てください。

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